アソビ×遊ぶ

ファン待望の『ミスタードリラーアンコール』発売!開発者が号泣したファンからの愛

かわいいビジュアルとおしゃれな音楽、そしてシンプルだけれど奥が深いゲーム性で人気を博した『ミスタードリラー』シリーズの『ミスタードリラー ドリルランド』が、『ミスタードリラーアンコール』として帰ってきました!

『塊魂アンコール』『もじぴったんアンコール』に続く、ナムコ時代に発売されたゲームのアンコールシリーズ3作目、『ミスタードリラーアンコール』には、どのような魅力が詰まっているのでしょうか? プロデューサーに今作の特徴や届けたい想いを聞いてきました。

アーケードからアプリ版まで。幅広い層が遊んできた『ミスタードリラー』シリーズ

『ミスタードリラーアンコール』パッケージ

『ミスタードリラー』シリーズは主人公ホリ・ススムをはじめとする多彩で個性的な面々が登場し、簡単操作・ルール、と奥深いゲーム展開で多くの方が楽しめるアクションパズルゲーム。1999年のアーケード用の第一作目『ミスタードリラー』を皮切りに数々のタイトルがリリースされ、家庭用ソフト、携帯電話用アプリとしても展開し、幅広いお客さまに愛されたシリーズです。

今回発売された『ミスタードリラーアンコール』は、2002年発売のゲームキューブ版『ミスタードリラー ドリルランド』をもとにNintendo Switch™/SteamⓇ向けに開発されました。旧作のおもしろさはそのままに、グラフィックが進化したのはもちろん、遊びやすさがパワーアップしています!

『ミスタードリラーアンコール』プレイ画面
カラフルでとてもかわいい『ミスタードリラーアンコール』プレイ画面

当時のこだわりはそのままに、誰もが遊びやすく進化した『ミスタードリラーアンコール』

今回は、『ミスタードリラーアンコール』のプロデューサーを担当された伊藤麻矢さんにお話を伺います。

プロデューサー
アジア事業ディビジョン 第2プロダクション 1課
伊藤麻矢
『塊魂アンコール』『もじぴったんアンコール』でもプロデューサーを担当

――根強いファンの多い『ミスタードリラー』シリーズの移植での新作、ファンからの期待も大きかったかと思います。特にこだわった点はどのようなところですか?

伊藤:今作でのこだわりは大きく2点あります。ひとつは、当時の開発スタッフのこだわりを守ること、もうひとつは今、“ミスタードリラー”を遊んだ時に、誰が遊んでも楽しいと思っていただけるようにすることです。

――当時の開発スタッフのこだわりというのは、どのようなところに色濃く現れているのでしょうか?

伊藤:今作の『ミスタードリラーアンコール』のもとになっている、2002年に発売されたゲームキューブ版『ミスタードリラードリルランド』は、関われば関わるほど随所にこだわりを感じるゲームなんです。

たくさんあるのですが……例えば、各アトラクションのブロックは、1ブロックでも配置を変えればゲーム性がまったく変わってしまうほどに計算され、考え抜かれた配置になっているんです。アンコール版の開発をはじめた当初は、新たなシステムでブロックをランダムに生成して……などと考えていたのですが、今思うとそんなのとんでもない(笑)。当時のゲーム性は一切変えてはいけないと考え、とにかく「変えない」ことにこだわりました。

『ミスタードリラー ドリルランド』パッケージ
今作のもとになった『ミスタードリラー ドリルランド』パッケージ

――開発当時のこだわりを最優先し、ベースは「変えない」という決断になったのですね。変更された点もあるのでしょうか?

伊藤:遊びやすさという点において難易度の追加をしています。『ミスタードリラー ドリルランド』はかわいらしい見た目からは想像がつかないのですが、とにかく難しいのです……(苦笑)。開発着手前に初めてプレイしたのですが、全アトラクション、何度やっても1度もゴールまでたどり着けませんでした。どんなジャンルのゲームも得意な弊社の社員にプレイしてもらってもクリアできず。

繰り返し遊んで、アイテムを入手し強化することでクリアはできるようになっているのですが、多くの方に楽しんでいただくには難易度が高いと感じました。

――昔のゲームには難易度の高いものも多かったですよね。

伊藤:18年経った今、ゲームのプレイスタイルも変わっていますので、ここだけは変えたいと思い、当時のスタッフにも相談したところ、「それはとても良いので、ぜひ!」とお墨付きをいただきましたので、当時の難易度そのままの「クラシックコース」に加え、難易度を調整した「カジュアルコース」を追加しました。

カジュアルコースは、初めての方でも楽しく遊べますし、当時プレイしていた方や上級者はクラシックコースを楽しむことができるという、誰が遊んでも楽しめるようにした点にはこだわりました。

『ミスタードリラーアンコール』プレイ画面
新規ファンにもうれしい、難易度選択を実装

――当時のファンだけではなく、今作ではじめて『ミスタードリラー』シリーズに触れる方も楽しめるつくりになっているのですね。発売に際して、当時のファンからはどのような反応がありましたか?

伊藤: 2020年3月末に今作の発売を発表したのですが、本当にたくさんのお客様が「ドリラー懐かしい!うれしい!」「しかも名作ドリルランド!」といった喜びの声をSNS等で発信されているのをたくさん拝見しました。

“ドリルランド”は日本でしか発売されていないにも関わらず、イギリスのビデオゲーム雑誌「EDGE」でAward of excellenceを受賞するほどの高い評価を得ていたゲームです。当時から「なぜ海外で発売しないのか」といったお問い合わせが寄せられていた背景もあり、海外のお客様からも「ついにドリルランドが遊べる!」という声も上がっていて、本当に嬉しかったです。

ファンからの愛に号泣。公式アンバサダーキャンペーン

「集え!Mr.&Ms.DRILLER!ドリラーへの愛を形に!」キャンペーン画像

――国内外でファンが待ち望んでいたというのはとても嬉しいことですね。公式サイトでは、「集え!Mr.&Ms.DRILLER!ドリラーへの愛を形に!」というキャンペーンも実施されていたようですが、こちらはどのような企画だったのでしょうか?

伊藤:このキャンペーンは、『ミスタードリラー』シリーズへの愛や思い出を表現した文章やアートを募集した企画です。応募していただいた方の中から33名「Mr.&Ms.DRILLER賞」を選ばせていただき、ドリラーアンバサダーとして公式サイト上で表彰しました。

副賞として、『ミスタードリラー』グッズをお送りするほかに、SNSアカウントで名乗っていただくことのできる「Mr.&Ms.DRILLERアンバサダー」の称号もお贈りしています。早速、SNS上で名乗っていただいる方もいらっしゃってとても嬉しいです!

――公式から認定された称号というのは、ファンならぜひ名乗りたい! ファンの皆さまからの応募を見た時にはどんな気持ちでしたか?

伊藤:皆さまが『ミスタードリラー』シリーズを本当に愛していただいていることが伝わる応募ばかりで、あまりにも嬉しくて本気で号泣していましました。スタッフとの選考会でも涙が止まらず、ティッシュが手放せないくらい(笑)。

今作の発売直前2020年春は、開発がピークに忙しい中、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、世界的にも大変な状況で、私も少し暗くなっていたのですが、このキャンペーンのおかげで本当に励まされました。ファンの皆さまに心から感謝しています。

――どの作品も『ミスタードリラー』シリーズへの愛にあふれていて、眺めているだけでもシリーズの楽しさが伝わりますね。最後に、どのような方に、またどのようなシーンで『ミスタードリラーアンコール』を遊んでほしいかお聞かせ下さい。

伊藤: 2~4人でできる、対戦プレイがおすすめです。Nintendo Switch™ですと、Joy-Con™を利用したおすそわけでのプレイも可能ですので、気軽に楽しめます。こちらはシングルプレイと違い、難易度はあまり関係ありません。

特に「バトルモード」は、フィールド内に隠されたメダルを最初に掘り当てたら勝ちというルールで、勝敗には運も大きく関わりますので、『ミスタードリラー』シリーズ好きはもちろん初めての方でも、友達同士でも親子でも、だれもが楽しめます。1回のプレイ時間も短いのでとてもおすすめです! 結構アツくなって、「もう一回!」となりますが(笑)。

ひとりでも、みんなとでも、繰り返し楽しく遊んでくださいね。

『ミスタードリラーアンコール』バトルモードの様子
『ミスタードリラーアンコール』4人でのバトルモードの様子

【ミスタードリラーアンコール】
▶ 公式サイトは こちら
▶ 製品ダウンロードは こちら

Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switch・Joy-Conは任天堂の商標です。
STEAM および STEAM ロゴは、米国およびまたはその他の国の Valve Corporation の商標およびまたは登録商標です。

取材・文/アソビモット編集部