アソビ×暮らす

大漁旗で今年も全力で盛り上げます!「東北・みやぎ復興マラソン2019」への思い

前年に続き、今年も「東北・みやぎ復興マラソン2019」でバンダイナムコエンターテインメントが「アソビ」のチカラで宮城を応援します! 10月のマラソン大会当日に向けて、現地の方々と準備に取り組むプロジェクトチームにその施策や思いをうかがいました。

パックマン、どんちゃんも応援!地域の方々みんなに笑顔や楽しみをお届けしたい

bne_miyagimarathon2019_1_01.jpg
左から尾作慶一さん、平秀之さん、松田 泰昭さん

――今回で2回目となりますが、そもそもバンダイナムコエンターテインメントが、「東北・みやぎ復興マラソン2019」に参加し始めた理由は何でしょうか?

尾作慶一さん(以下、尾作):バンダイナムコエンターテインメントには、日本各地で新たな「アソビ」を創出し、日本を元気にしようという地域協働プロジェクト「BNJ Project」があります。東北・みやぎ復興マラソンは、そのプロジェクトの「アソビで日本を元気に!」という思いと、まさにぴったりなイベントだと感じ、参加させていただくことになりました。

bne_miyagimarathon2019_1_02.jpg

昨年の様子は下記記事より!

「日本を元気に!東北・みやぎ復興マラソンにバンダイナムコのアソビ空間登場

bne_miyagimarathon2019_1_19.jpg

――「東北・みやぎ復興マラソン2019」に参加するにあたり、バンダイナムコエンターテインメントが担う役割は、どのようなことだと考えていますか?

平秀之さん(以下、平):マラソン会場は、大津波の浸水地域です。震災から8年が過ぎ、今は道路、防潮堤の造成や植林などを行い、着々と復興に向けての歩みを続けています。まだ工事が続いている場所もありますが、現地の方々の気持ちは「復興後の日常を取り戻そう!」と、とても前向きになっていると感じました。

日常というのは、楽しみがあってこそ成り立つものですよね。だからこそ、バンダイナムコエンターテインメントの役割は、エンターテインメント企業ならではの「アソビ」を使って、地域の方々に笑顔や楽しい気持ちを届けることではないかと考えています。

bne_miyagimarathon2019_1_03.jpg
マラソンコース周辺。着々と復興に向けて歩んでいる宮城ですが、一方で津波の爪痕が今も残ります
bne_miyagimarathon2019_1_04.jpg
コース全域が震災の浸水エリア。一歩ずつ進む復興状況に合わせ、毎年フルマラソンコースを変更しているそうです

――東北・みやぎ復興マラソンのコンセプトにも「地域に新たなにぎわいを生み出したい」という内容があり、イベントを多くの方に楽しんでもらいたいという思いが共通しているんですね! 2018年の参加時の反響はいかがでしたか?

尾作:ランナーの方やご家族、ボランティアの方など、予想以上に多くの地元の方々にブースで遊んでいただき、「東北に来てくれてありがとう!」と言ってもらえて、うれしかったですね。

:いろいろな方に「また来年も来てくれるんだよね?」と、ほぼ決定事項として声をかけていただいたのが、2019年の参加を決めた理由のひとつでもあります(笑)。やはりバンダイナムコエンターテインメントには、お祭りっぽくマラソン大会を盛り上げてほしいという期待を感じました。

bne_miyagimarathon2019_1_05.jpg

尾作:2018年は「宮城をモットアソぼう!」というテーマで参加したのですが、2019年は、より地域密着で、現地の方々と一緒にいろいろなことをしたいという思いが強くなり、「アソビのチカラで宮城を応援!」がテーマになりました。エンターテインメントという軸は生かしつつ、「現地を応援しよう!」「バンダイナムコエンターテインメント全社を挙げて応援しよう!」「現地の企業とコラボして応援しよう!」の3つの柱で、多くの方々と一緒にマラソン大会を盛り上げたいです。

思い出になる記念撮影に記念品も!ブースの全ぼうを紹介

――続いて、みなさんが今まさに準備をされているブースについて教えてください!

尾作:今回のブース施策は、以下のようなものを考えています。

フォトスポット&ノベルティプレゼント

誰でも撮影できるオリジナルフォトスポットを設置し、SNSに写真を投稿した来場者の方にはノベルティをプレゼントします。

bne_miyagimarathon2019_1_06.jpg
ノベルティのハンカチタオル。お子さまだけでなく、ランナーもすぐに活用できて便利かも!

:マラソン大会に来てくださった方の思い出や記念になるものを……と考え、2018年も好評だったフォトスポットを今年も設置します。実際のマラソンだと、1位の方しかゴールテープは切れませんが、なんとこのブースに来ていただければ、どなたでもゴールテープを切っているシーンを写真に収められますよ(笑)。

尾作:ノベルティは、東北・みやぎ復興マラソンのオリジナルデザインの「太鼓の達人 大漁旗 ハンカチタオル」か、「パックマン ナンバーカード留め」のいずれかひとつをプレゼントします。かわいいグッズをぜひゲットしてください!

――ハンカチタオルもナンバーカード留めも、すぐ使える実用的なグッズでうれしいですね!

『神酒ノ尊-ミキノミコト-』コラボ酒販売

日本酒キャラクタープロジェクト『神酒ノ尊-ミキノミコト-』チームと協力し、宮城の蔵元である「浦霞(うらかすみ)」「一ノ蔵(いちのくら)」から、『神酒ノ尊-ミキノミコト-』オリジナルラベル酒を販売。「&CAST!!!」での現地配信も予定。

bne_miyagimarathon2019_1_07.jpg

尾作:バンダイナムコエンターテインメントで手掛けている『神酒ノ尊-ミキノミコト-』で、もともと宮城の蔵元さんとお付き合いがあり、ぜひコラボしたい! と考えたんです。今回の東北・みやぎ復興マラソンをきっかけに、清酒皇子のオリジナルラベル酒をつくっていただくことになりました。

:現地でご購入いただいた方を対象に、キャストさんからのオリジナルステッカーお渡し会も実施します。オリジナルラベル酒はインターネットなどでの販売も検討中です。

――オリジナルラベル酒も、素敵な記念品になりますね。ラベルのインパクトに決して負けない、宮城のお酒のおいしさも楽しみたいです!

ランナーとしても大会を盛り上げる!バンダイナムコエンターテインメント社員がマラソンに参戦

――前回に引き続き、15人の社員の方がランナーとしてフルマラソンに出場するそうですね。参加者はどのように決まったのでしょうか?

:ありがたいことに多数の立候補があり、泣く泣く抽選で決定しました。宮城は関東から少し距離がありますから、参加はハードルが高いかな? と心配しましたが、復興に向かっている現地を走らせてもらえることに、多くの社員が関心を持っていました。

bne_miyagimarathon2019_1_08.jpg

――ランナーのほかに、「みやぎ復興応援隊」を結成するとうかがいました! どのようなメンバーでどのような活動をされる予定ですか?

尾作:みやぎ復興応援隊は、社内でボランティアとして募集をしたところ、「走るのは無理だけど、違う形で応援したい!」という社員からたくさん応募がありました。
22km地点周辺に、バンダイナムコエンターテインメントの特別応援ゾーンを設置するのですが、そこで応援隊やパックマンや、『太鼓の達人』どんちゃん等のバンダイナムコエンターテインメントのキャラクター達が、ランナーの皆さんを応援します!

:僕は前回、ランナーとして出場したのですが、この22km地点は一般の応援の方が入りにくい場所で、また、ひたすら海岸線が続く、孤独を感じる地点なんです。なので、バンダイナムコエンターテインメントらしい、アソビ要素満載の応援で、ランナーの方にパワーをプレゼントして、マラソンの後半も頑張ってもらえれば!

『太鼓の達人』の大漁旗で威勢よく、東北・みやぎ復興マラソンを大応援!

bne_miyagimarathon2019_1_09.jpg
大漁旗の絵柄。どんちゃんたちが、東北地方のキャラクターたちと一緒に、縁起のいい宝船で出航中! 背景には松島も描かれています

――今回の目玉として、宮城の染工場とコラボして制作するオリジナルの『太鼓の達人』の大漁旗について教えてください!

松田 泰昭さん(以下、松田):今回の「東北・みやぎ復興マラソン2019」については「応援」をテーマにしているので、何か地元の方と協力できる応援方法はないかな? と考えたところ、宮城の復興のシンボルにもなっている大漁旗はどうだろう、というアイデアが浮かびました。

bne_miyagimarathon2019_1_10.jpg

:「大漁旗」は漁に出る者と、陸で待つ者の「守り神」の意味を持つとともに、新しい船出の応援やお祝いに使う縁起物でもあるんです。未来に向かって歩んでいる宮城の方々を応援するには、ぴったりだ! と思い、震災に遭いながら復活を遂げた気仙沼の大漁旗メーカー「菊田染工場」さんと一緒に制作させていただくことになりました。

尾作:マラソン大会はファミリー層が多いので、お子さんにも人気のどんちゃんを使い、大漁旗らしく、にぎやかで楽しそうな絵柄になっています。

bne_miyagimarathon2019_1_11.jpg
bne_miyagimarathon2019_1_12.jpg

――青空に映えそうな、見ているだけで元気が出てくる絵柄ですね! 染工場の方とは、どのように制作を進められていますか?

松田:震災を乗り越えた菊田染工場さんを実際に訪問し、大漁旗で宮城を一緒に応援したいという想いを伝え、打ち合わせをさせていただきました。日本国内において、すべて手作業で大漁旗を制作している職人さんはもうほとんどいらっしゃらないということで、貴重な匡の技術を活かしていただけるのもありがたいです。密接にやり取りをしつつ、制作を進めていただいており、手染めだからこその風合いがどんなふうになるのか、とても楽しみですね。

bne_miyagimarathon2019_1_13.jpg
気仙沼で6代にわたって続く、約150年の伝統を持つ菊田染工場での打ち合わせ風景。染め、洗い、乾燥をすべて手作業で行うため、大漁旗の風合いは1枚ずつ異なるのだとか
bne_miyagimarathon2019_1_14.jpg
震災時、染工場の1階部分は流されたものの柱部分は残ったとのこと。当時、屋根の間際まで到達した波の高さを菊田さんが指し示してくださいました
bne_miyagimarathon2019_1_15.jpg
大漁旗(たいりょうばた)製作中の様子、細かい模様と色合いを一つ一つ手染で染めている。大きさは幅3メートル、縦2メートルの大きな旗
bne_miyagimarathon2019_1_16.jpg

菊田染工場さんからのコメント
『東北・みやぎ復興マラソン』に関しては、バンナムさんのお話を聞いて、初めて知りました。宮城県は広いので、開催地とは若干離れていますが、『復興』と名の付くイベントなので、同郷という気持ちはあります。
バンナムさんとは、要望を聞いてくれるのでやりやすいです。
ただ、要望通りできるかは、不安がありますが。どこまでできるかが、楽しみです。
やり直しが効かない場合が多いので緊張します。
今回の頂いたデータ内容は、通常の大漁旗の4,5倍の労力がかかります。
細かくなっても、時間がかけられないので、それをどう効率よくやるかが腕の見せ所。
仕事として、自分がどこまでできるのかチャレンジという感じです。

――さまざまな思いが込められた大漁旗から、ランナーや地元方々などみんなに思いが伝わりそうですね。最後に、宮城復興マラソン当日への想いや意気込みをお願いいたします!

尾作:出展ブースでも沿道の特別応援ゾーンでも、たくさんの方々と一緒になって、みんなで東北・みやぎ復興マラソンを応援していきたいと思います!

:昨年はランナーとして、今年はランナーを応援する立場として大会に関わらせていただきますがみなさんから「また来年も来てよ!」と言っていただけるくらい盛り上げたいと思っています。ランナーの皆さんが忘れられなくなるくらい最高の42.195kmになるよう、全力で応援します!

松田:特別応援ゾーンでは、バンダイナムコエンターテインメントのキャラクターを生かした仕掛けが盛りだくさんになる予定なので、当日はお楽しみに! また、大漁旗を振って応援するため、僕もランナーの方に負けじと身体を鍛えています(笑)。心を込めて大漁旗を振るので、ぜひ見てください!

bne_miyagimarathon2019_1_17.jpg

2019.11.07 追記

2019年10月13日に予定されていた『東北・みやぎ復興マラソン』は残念ながら台風19号の影響で中止となりました。
大会を盛り上げるために準備したさまざまな応援施策の1つである、「大漁旗」は素晴らしい出来上がりとなりました。

▲菊田染工場さんのご尽力で完成した鮮やかな色の大漁旗。

今後さまざまな施策で活用していく事で、一人でも多くの方の目に触れる機会を作り、応援の気持ちを届け続けていきたいと思っております。

取材・文/矢郷真裕子
フリーランスの編集者・ライター。さまざまなゲームキャラクターの感情に触れて感動しながら成長。